【HoI4】この荒んだ現実から加速せよ#2 ~Red Flood MOD アヴァンギャルド・フランスAAR~

加速せよ

 

 

前回のあらすじ

アントナン・アルトー率いるアヴァンギャルド・フランスは混沌そのものだった。国軍は解体され、国内は民兵団によって統治されていた。当然社会は断絶し、地方の至るところで略奪や破壊、強姦に殺人が繰り広げられる愉快な国家と化していた。

対ドイツの緩衝地帯というただそれだけの理由で生かされていたフランスだったが、赤色ドイツの強大化を恐れたアルトーは、ようやく国内の統一に動き出し、自身が従える民兵団「エスカドロン」によって政治を完全に掌握。分断と復讐に突き動かされていたフランス人を、国営企業によるコーポラティズムによる統制を図る。

その間、勢力圏拡大にも勤しみ、隣国ワロンや内戦中のスペインからカタルーニャを併合。

世界各地で起きた動乱も収束に向かいつつある。これからは、大国同士の時代なのだろうか。

f:id:Acrylicplate:20220207230329p:plain

1936年のフランスとその周辺

f:id:Acrylicplate:20220207230459p:plain

1938年のフランスとその周辺

国内平定の完了

f:id:Acrylicplate:20220207230845p:plain

近代化の名目で過去の「退廃文化」を禁止したアルトーでしたが(前回参照)、退廃的な反革命分子による「堕落」を防ぐべく、国内の過去の建造物を破壊。これにより、ゲーム的にも10~20程度の民需工場や各地のインフラが削除されます。ふざけんな!(声だけ迫真)

f:id:Acrylicplate:20220207233126p:plain

旧文化の粛清後、聖職者の戦力化や出産の管理、地方との統合にフェミニズムの否定等々により、国内の平定に尽力。

f:id:Acrylicplate:20220207233336p:plain

結果、国内は何とか平定され、ゲーム的にもようやく厄介だったデバフが削除されます。

 

外交関係

f:id:Acrylicplate:20220207233532p:plain

f:id:Acrylicplate:20220207233556p:plain

旧フランス植民地であるトゥアレグ地方が未来派を受容。フランスの影響下に入りました。

f:id:Acrylicplate:20220207233749p:plain

また、コーカサスにおける未来派の同志、カフカース協会が、旧ロシアへの北上を開始

f:id:Acrylicplate:20220207233926p:plain

が、開戦から2週間程度で敗北。まあカフカースは人入りでもないと基本轢き殺されてる上に、今回は南東連合が拡張していた状態だったので残当

次はもっとマシな国力をつけて出直して来てほしい。

f:id:Acrylicplate:20220207234632p:plain

f:id:Acrylicplate:20220207234653p:plain

また、アフリカでは旧ドイツ軍残党によってコンゴが統一。

……まあ、情勢に大きく関わるわけではなさそうなので特に気にしなくてもよさそう。

 

アラブ人との共存とイスラームの受容

f:id:Acrylicplate:20220207235412p:plain

アルジェリア植民地での啓蒙活動の結果、これらの地域の同化に成功。フランスはイスラムを受け入れ、彼らは未来派思想を受け入れました。

イタリア統一戦争

f:id:Acrylicplate:20220207235944p:plain

かつて、ガブリエーレ・ダンヌンツィオによって建国され、その後名目的にはイタリアの自治領として存在していたカルナーロ・イタリア執政府。1939年5月11日、このフィウメの政府を統治するグイド・ケラーは、イタリア王国へ宣戦布告。それとほぼ同時に、フランスもこの戦争に参戦した。

f:id:Acrylicplate:20220208000602p:plain

イタリアは現在、アルバニアと戦争中ということもあってか、前線には碌に兵力が展開されていなかった。

f:id:Acrylicplate:20220208001110p:plain

その結果、6月時点で北イタリアの半分以上の制圧に成功。

f:id:Acrylicplate:20220208001642p:plain

6月半ばごろには、アルプス方面のイタリア軍の殲滅に成功し、フィウメ軍との接続に成功。が、同時に戦線が硬直したため、後方の予備部隊を用いた上陸作戦を立案。

f:id:Acrylicplate:20220208002132p:plain

これが功を奏し、イタリア戦線を大きく動かすことに成功。

f:id:Acrylicplate:20220208003337p:plain

f:id:Acrylicplate:20220208003708p:plain

1939年9月11日に、戦争は終結し、イタリア政府はフィウメへと統合された。

未来派外交

イタリア統一戦争の前後から、フランスは太陽連盟、つまり未来派とは異なる革命思想を持つ国々との関係を強めていた。

その中でも特に

f:id:Acrylicplate:20220208004401p:plain

民集産主義を掲げインテリマリウムを率いるスタニスワフ・シュカルスキのポーランド

f:id:Acrylicplate:20220208004542p:plain

アナスタシア1世を冠に戴くムラドロッシのロシア

f:id:Acrylicplate:20220208004635p:plain

汎スラヴ主義を主張するティン・ウジェヴィッチのユーゴスラビア

これら3か国との関係を深めることで、未来派の孤立の解消を図っています。まあゲームシステム的にユーゴ以外は陣営に加入させることは出来ないんですが

 

一先ず、国内の安定化には成功し、唯一の同盟国であったフィウメも、イタリア統一によって強化。

他の加速主義国家との関係強化にも成功したことで、フランスの地位は盤石なものへとなりました。

f:id:Acrylicplate:20220208005214p:plain

f:id:Acrylicplate:20220208005238p:plain

残るは、革命を拒否し、カレーを占領し続け、挙句にはフランスをアカへの生贄に捧げんと画策する反動国家イギリス。

そして、スパルタクス主義と言う退廃を受容し、未来主義を否定し、世界からの孤立を選んだ哀れな赤色国家、ドイツ。
この2か国を殲滅し、革命を起こすことで、太陽連盟の使命の、その最初の段階が完了されであろう。

 

今回はここまで。次回は1940年から。