【HoI4】双頭の鷲よ永遠に~Austro-Hungarian Empire mod AAR~ 第一回「1936年1月」
さて、早速当ブログのメインコンテンツのAARを始めたいと思います。記念すべき第一回のAARは、Twitterで行ったアンケートに基づき……
Austro-Hungarian Empire mod、通称二重帝国modでプレイしていきたいと思います。
このmodは、「もし第二次世界大戦の時代にオーストリア=ハンガリー二重帝国が存続していたら」というコンセプトの下制作されたmodです。
ストアページ→Steam Workshop :: Austro-Hungarian Empire
バニラとの変更点としては、
・専用ディシジョンの追加
・将軍の追加
・BGMの追加
などなど、多岐にわたります。早速プレイしていきましょう。
- ゲーム起動
通常のHoI4の画面とは異なり、オーストリア=ハンガリーの国土の形と国章が背景に映っています。
このように、新たにオーストリア=ハンガリーが追加されているのが分かります。今回は、難易度一般兵でプレイしていきます。また、プレイ目標については追って説明しましょう。
- 1936年1月の二重帝国
第一次世界大戦で崩壊することなく(あるいはそもそも参戦しなかった?)現在まで存続しているオーストリア=ハンガリーですが、国内にはいくつかの課題があります。
その課題の一つがこのアウスグライヒです。これは、1867年に制定された協定で、この広大なハプスブルク領が『二重帝国』と呼ばれる所以でもあります。
内容としては、ハプスブルク帝国をオーストリア帝冠領(ツィスライタニエン)とハンガリー王冠領(トランスライタニエン)に二分し、それぞれが別の政府によって統治されるという体制です。
これにより、二重帝国の統治機構が複雑化し、政治力の上昇値に-0.50のデバフが与えられています。
また、課題はこれだけではありません。
二重帝国の工業力(軍需工場、民需工場、造船所を合わせた数値、以下IC)は、目下最大の仮想的であるドイツの半分以下という数値です。
またもう一つの仮想敵であるイタリアと比較しても、多くの面で劣っており、このまま戦うのはかなり厳しいでしょう。
ですが、二重帝国には他国にはない様々な要素があります。それを見ていきましょう。
二重帝国のNFは、一見するとポーランドの国家方針に手が加えられただけのように見えます。ですが、大きな違いがいくつかあります。
ルーマニア侵攻から始まりソルフェリーノの屈辱まで続くこの方針たちは、上から順にルーマニア、ユーゴスラビア、ブルガリア、ギリシャ、イタリアへの侵攻を可能にする国家方針群です。
これらの方針を活用し、ICを略奪増加させ、ドイツとの決戦に備えます。
また、NFに表記されている国以外にも、トルコへの侵攻も考えています。対独戦後に必要になるかもしれませんからね。
また、国民精神にも特徴的なものがあります。
左から順に、
- アウスグライヒ 一日当たりの政治力上昇値 -0.50
- クンドシャフトステル 暗号作成+10% 暗号解読+10%
- ウィーン学団 研究速度+2%
- シュコダ財閥 生産効率上昇率+10% 生産効率基本値+10% 工場生産量+10%
といった内容になっています。特にシュコダ財閥が協力で、この国民精神の存在により、実質的なICは若干向上しています。
- このAARの目標
最後に、このAARの目標ですが、
この『中欧帝国の建国』を目指します。
中欧帝国とは、19世紀のドイツ統一運動の中で、大ドイツ主義や小ドイツ主義とともに提案されたという国家構想です。
領域としては、この地図の中で着色された場所すべてを指し、mod内では、この領域全てが中核化され、中欧帝国が形成されます。
このAARではこの中欧帝国の形成を目標にします。
次回→https://acrylicplate.hatenablog.com/entry/2019/11/29/211048